尿検査をトータルサポートする尿沈渣分析装置新発売      アークレイ

 アークレイは8日、尿沈渣分析装置「オーションアイ AI-4510」を新発売した。
 尿検査は、尿試験紙を用いて尿蛋白・尿糖・潜血などを測定する尿定性検査と、尿定性検査で異常と認められた検体をより詳しく分析する尿沈渣検査が多くを占める。
 尿沈渣検査は、尿中の有形成分(赤血球・白血球・細胞・細菌など)を臨床検査技師が顕微鏡で観察(鏡検)し分類・計測するもの。腎疾患や尿路疾患の診断の指標として重視されている。
 その一方で、鏡検は検体の遠心分離や標本作製など煩雑な作業が伴うことに加え、検査技師の技量に頼る部分も大きく、成分判定の標準化において課題を残す。
 こうした背景から、医療機関における尿沈渣自動分析装置の必要性は年々高まっている。
 新製品の「オーションアイAI-4510」は、フロー式画像測定法で尿中の有形成分を撮影し、有形成分画像を自動的に抽出・解析・分類・計測することで尿沈渣の検査データを提供する。
 撮影した画像はオペレーション画面上で確認できるため、鏡検時の参考情報や鏡検の代替手段としても利用可能である。
 これらの特徴により、鏡検の検体数を減らし、検査技師は鏡検対象の検体に集中できる。さらに、典型的な有形成分画像を集めた「アトラス画像集」 を標準搭載し、成分判定の標準化や施設内の教育用ツールとしての活用も可能となっている。また、コンパクト設計や検査結果を表示するオペレーション画面の操作性なども見逃せない。
 希望納入価格1350万円(税別)。

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