ナパブカシンの膵がん対象PⅢ試験中止   大日本住友製薬

 大日本住友製薬は2日、 抗がん剤として開発中のナパブカシンの膵がん患者を対象としたPⅢ試験(CanStem111P試験)を中止すると発表した。
 PⅢ試験の中止は、1日(米国時間)にDSMB(独立データモニタリング委員会より、同試験の予め定められた無益性基準への該当による中止勧告を受けたため。同中止勧告は、PⅢ試験の総イベントの 50%発生時点における中間解析結果に基づいたもの。ナパブカシンによる新たな安全性上の懸念は示されなかった。 ナパブカシンの結腸直腸がんを対象としたPⅢ試験中間解析結果については、6月にDSMBから試験継続推奨を受領しており、最終解析に向けてPⅢ試験を進行している。
 大日本住友製薬の中期経営計画2022では、最終年度(22年度)のナパブカシン売上高を900億円と見込んでいるが、そのうち約半分程度は膵がんを効能とする。
 今後、ナパブカシンそのものの売上高見込みは見直すが、中期経営計画の22年度売上高目標は変更しない予定にある。

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