団体・企業

慢性期脳梗塞再生細胞薬の共同開発・ライセンス契約解消    大日本住友製薬

大日本住友製薬は13日、再生細胞薬「SB623」の慢性期脳梗塞を対象とした北米での共同開発を中止し、同社とサンバイオの米国子会社SanBio, Inc.が2014年に締結した共同開発及びライセンス契約を解消することで合意したと発表した。  ...
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Mulpleo 英国などの医療技術評価機関から推奨勧告     塩野義製薬

塩野義製薬は12日、Mulpleo(国内製品名:ムルプレタ)について、英国およびスコットランドにおける医療技術評価機関が推奨勧告したと発表した。  適応症は、待機的な観血的手技を予定している成人慢性肝疾患患者における重度の血小板減少症の治療...
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網膜色素変性症を対象とした臨床研究を阪大に申請 神戸市立神戸アイセンター病院

神戸市立神戸アイセンター病院は9日、「網膜色素変性症」を対象とした臨床研究を大阪大の有識者委員会に申請したと発表した。同委員会で承認されれば、厚生労働省の再生医療等評価部会の承認を経て、来年度に第一例の移植手術を実施する見込みだ。  網膜色...
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その2 インフルエンザの疫学と治療 池松秀之氏(日本臨床内科医会インフルエンザ研究班リサーチディレクター)

昨今、ゾフルーザの耐性ウイルスが話題になっている。インフルエンザの耐性ウイルスは細菌の耐性菌とは違って、それがずっと居座るものではない。2001年、2002年に国内でタミフル、リレンザが治療に使われ出して、海外から「日本は、耐性ウイルスが蔓...
新薬情報

その1 インフルエンザの疫学と治療 池松秀之氏(日本臨床内科医会インフルエンザ研究班リサーチディレクター)

厚生労働省は11月15日に、「インフルエンザの流行入り」を発表した。現在の集計法(定点当たりの患者報告数の指数)が実施された1999年以降では、新型インフルエンザが流行した2009年を除いて最も早い流行入りとなった。インフルエンザは、1億2...