研究・開発の窓

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国内生息絶滅危惧鳥類からiPS細胞樹立 国立環境研究所などの研究グループ

絶滅危惧種保全研究の新展開に期待  国立環境研究所、岩手大学、猛禽類医学研究所、どうぶつたちの病院 沖縄、岐阜大学を中心とする研究グループは25日、独自に開発した手法を用いて、日本国内に生息する絶滅危惧種である、ヤンバルクイナ、ライチョウ、...
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センソによる発癌予防やウイルス感染予防などの可能性 元近畿大学薬学部教授 武智昌幸

強心配糖体は、以前には心不全の治療に必須の薬であったが、現在では使用法の難しい強心薬として臨床的にほとんど用いられていない。ここでは強心配糖体の強心作用でなく抗ストレス作用について述べるが、その作用機序が実は生命科学の根本と大いに関係してい...
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細胞の性分化を阻止する長鎖ノンコーディングRNA発見 早稲田大学の研究グループ

疾患原因RNAの近縁種と類似二次構造を標的とした薬剤開発に期待  早稲田大学大学院先進理工学研究科博士課程3年の大野悠氏、同大理工学術院の浜田道昭教授らの研究グループは、生物情報科学の手法を用いて、機能を有する未知のノンコーディングRNAを...
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プロスタグランジン産生機構の研究から、新たなNSAIDsや抗がん薬の標的を見つける 昭和大学薬学部 原 俊太郎教授(社会健康薬学講座衛生薬学部門)

NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)は、アラキドン酸の代謝経路で働くシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害してプロスタグランジン類の産生を抑制し、解熱、鎮痛、抗炎症効果を発揮する薬だ。昭和大学薬学部の原俊太郎教授(社会健康薬学講座衛生薬学部...
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オプジーボ 根治切除後悪性黒色腫のP3試験で再発・死亡リスク58%低下 小野薬品

小野薬品は21日、オプジーボについて、根治切除後のステージⅡB/Cの悪性黒色腫患者において、プラセボと比較して再発・死亡リスクを58%低下させたCheckMate-76K試験のデータを発表した。提携するブリストル マイヤーズ スクイブ(BM...