行政のオミクロン株への対応は臨機応変に 杉並区 柿田医院院長 柿田豊

 今日(28日)もコロナの陽性が多くて、診療終了後にコロナ患者さんへの電話と発生届のオンライン入力で帰宅が0時をまわりました。 
 第6波に入り80例ほど報告していますが、当院では今のところ深刻な病状の方はいません。インフルエンザより重症の割合は低いような印象です。国全体の活動を犠牲にしてまで闘うほどの病気なのでしょうか。現場の人間のモチベーションは下がる一方です。
 コロナウイルスとしての分類は同じでも、デルタ株とオミクロン株は最早別物です。行政は一度決めた「コロナ対策」に固執し、株ごとの特性の変化に全く対応できていません。 
 いま現場が混乱逼迫しているのは、病気がひどいからではなく、行政の決める制度に柔軟性がないことが原因です。一度諸々の規制を緩めてまたヤバそうだとなったら厳しくするなど、臨機応変に対応すれば良いのです。
 今日も寝つきが悪そうです。

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