山梨県北杜市とシミックホールディングスは17日、市民のヘルスケア及び地域の保健体制を強化し、ポストコロナ社会を見据えた市民の新たな健康増進への転換を図るための包括連携協定を締結した。
同協定に基づき、シミックホールディングスの持つ医療に関する知見及び経験を生かし、現在、喫緊の対応が必要である新型コロナワクチン接種を、効率的かつ着実に実施できるシステムの構築に取り組んでいく。
具体的には、市民の皆様が、安全・安心・円滑にワクチン接種を受けることができるよう、接種状況を一括で管理するシステムの構築、業務に携わるスタッフに対し、COVID-19抗原検査を毎日実施する。
加えて、県内一の広大な面積を有する本市の課題である市民の「足」の確保に向けて、地域住民、事業所職員、市内のバス・タクシー事業者などの協力を得て、官民一体となって連携を図っていく。
同協定は、アフターコロナ時代も視野に入れ、すべての市民が、いつまでも健康で、いきいきと暮らすことができる「ほくとヘルスパーク構想」に向け、北杜市の恵まれた自然環境を生かす中、健康づくりのトップランナー自治体を目指し、地域ヘルスケアの体制整備及びサービスに関する連携を図っていく。