大鵬薬品は15日、欧州における医薬品の臨床開発・販売拠点としてスイスに「大鵬オンコロジーヨーロッパ」を設立したと発表した。今後、大鵬オンコロジーヨーロッパは、開発中の新規経口抗がん剤である FGFR阻害剤フチバチニブ(TAS-120)の一日も早い承認取得を目指しながら、欧州における販売体制の整備を進める。
大鵬薬品は、大鵬オンコロジーヨーロッパを通じて事業のさらなるグローバル化を進め、今後も世界の患者と医療関係者への貢献を目指す。
大鵬オンコロジーヨーロッパの概要は、次の通り。
◆会社名:Taiho Oncology Europe GmbH◆設立日:2021年1月8日◆代表者:東敦(Chairman)◆所在地:スイス連邦ツーク州◆資本金200万0000スイスフラン◆出資比率:大鵬薬品 100%◆事業内容:医薬品の臨床開発・販売