CDPより「気候変動」でA-、「水セキュリティ」で最高のA評価を2年連続獲得  塩野義製薬

 塩野義製薬は14日、環境情報開示に取り組む国際的な非営利団体CDPより、「気候変動」分野でA-、「水セキュリティ」分野で最高評価のAを2年連続獲得したと発表した。
 同社は、取り組むべき重要課題(マテリアリティ)として「環境への配慮」を特定し、「シオノギグループEHSポリシー」に基づいて環境保護に貢献するための中長期的な行動目標を定めている。
 特に、気候変動、水資源を含む省資源・資源循環、AMR(Antimicrobial Resistance:薬剤耐性)対策に注力し、同社の医薬品、臨床検査薬・機器の研究開発、製造、販売等すべての事業活動のみならず、協働するサプライチェーンにも活動を展開している。
 今回の調査でも、温室効果ガス排出量の削減、水資源の保護、洪水のリスク低減ならびにAMR対策の一環とした抗菌薬の環境への排出軽減を目的とする排水の適正管理などを、高いレベルで継続的に実施していることが評価された。

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