コロナ禍で学生生活に影響出ている人向け特設サイト開設 日本FP協会

 日本FP協会(東京都)は20日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大で学生生活に影響が出ている人向けの特設サイト「学生生活に影響が出ている皆さんへ」をオープンしたと発表した。同サイトは、コロナ禍で家計に影響の出ている学生が修学を諦めることのないようにファイナンシャル・プランナーによるアドバイスをまとめたコラムを掲載したもの。
 新型コロナウイルス感染症の影響でアルバイト収入が急減して生活費が不足している、家族の収入が減り家計がダメージを受けている、このままでは学校を辞めなければならないかもしれない等、コロナ禍で困っている学生やまだ影響はないけれどこれからに備えたい人に届けたい情報を3本立てで紹介している。
具体的な内容は次の通り。

  1. 家計が急変して学費の支払いに困った!どうしたらいい?
     大学や専門学校の学費は1度にまとまった額が必要なもの。その分、家計が苦しい時は捻出が難しくなる。
     そのような状況でも学業を続けるためにすべきことや相談窓口、奨学金やその他の支援制度等をまとめた。  2. 生活費を見直したい  新型コロナウイルス感染症の影響でアルバイトのお給料や仕送りが減って、日々のお金のやりくりが大変……。
     そんな人に伝えたい生活費を見直す3つのコツを紹介。
    コロナ禍に限らず、社会人になってからも役に立つ情報だ。  3. 闇バイト、ネットワークビジネス 儲け話には要注意!
    「高収入」、「ノーリスクハイリターン」、「絶対儲かる」―こんなワードで仕事に誘われたことはないか?
    お金に困っている時こそ、甘い言葉で誘ってくる儲け話には警戒を!
    筆者が実体験を交えて語る、危険なアルバイトの解説や被害にあった際の対処方法を紹介する。
     また、特設サイトでは学生のうちに知っておきたいお金との付き合い方や、これからの人生に必要なお金についてまとめた「学生生活マネー&キャリア お役立ちハンドブック!」も紹介している。
     日本FP協会は、社会教育活動としてファイナンシャル・プランニングの普及とパーソナルファイナンス教育を推進。社会全体の利益増進への寄与を目的としたNPO法人である。また、パーソナルファイナンス教育の担い手となる高い能力と高い倫理観をもったファイナンシャル・プランナー(CFP・AFP 認定者)を養成している。
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