中国平安との合弁会社設立で契約締結    塩野義製薬

 塩野義製薬は27日、本年7月17日付で新設された同社100%子会社の塩野義(香港)と、平安集団子会社の平安人寿との間で、24日に合弁会社(本社:上海)設立に関する契約を締結したと発表した。
 加えて、同日、同社は、塩野義(香港)と中国平安保険海外(控股)有限公司の子会社であり平安集団の間接的子会社であるTutum Japan Healthcare Limited(本社:ケイマン諸島)との間で、合弁会社(本社:香港)設立に関する契約も締結した。
 同合弁契約は、本年3月30日付の同社、平安集団及び平安人寿との間の資本業務提携に関する基本合意書に基づき締結されたもので、7月13日に開催された同社取締役会において決議された内容と一致する。
 同合弁契約の締結により、本年3月30日付「中国平安保険(集団)股份有限公司との資本業務提携に関する基本合意書の締結及び第三者割当による自己株式の処分に関して発表した同社の平安人寿に対する第三者割当による自己株式の処分の実行前提条件が全て満たされたことから、次の要領で同第三者割当を速やかに実施する。
処分要領
(1)処分期間:2020年7月29日から同年7月31日まで
(2)処分株式数:普通株式635万6000株
(3)処分価額:1株当たり5276円
(4)調達資金の額:335億3425万6000円
(5)募集又は処分方法(割当先):第三者割当の方法による。(平安人寿)
(6):その他:前記各号については、金融商品取引法に基づく有価証券届出書の効力発生を条件とする。

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