塩野義製薬は29日、中国における後発医薬品事業を高跖医薬社(本社:中国浙江)に譲渡すると発表した。
同社中国グループ会社の塩野義有限公司(本社:中国上海)が、高跖医薬社との間で、中国での後発医薬品事業を担う深圳市聯誠医薬有限公司および南京長澳製薬有限公司の株式譲渡に関する契約を締結したもの。
深圳市聯誠医薬有限公司および南京長澳製薬有限公司は、中国において後発医薬品の開発、製造および販売を行う塩野義製薬の中国グループ会社である。後発医薬品事業は長年にわたり中国事業の基盤を担ってきた。一方で、近年は事業環境の変化を踏まえ、同社は中国において新薬事業への転換を進めており、同契約は、中国事業における構造的な改革を推進する取り組みである。
中国においては、シデロフォアセファロスポリン系抗菌薬「セフィデロコル」およびオピオイド誘発性便秘症治療薬「ナルデメジン」など、自社創製品の承認取得をはじめ、新薬を中心とした事業展開が着実に進展している。同契約により、新薬事業への経営資源の集中をさらに加速し、中国事業の競争力を一層強化していく。

