竣工したDP-Lab KOBE内に細胞製造拠点を整備・稼働 ヘリオス

左から2人目が鍵本忠尚ヘリオス代表執行役社長 CEO

 ヘリオスは、神戸医療産業都市(KBIC)内に竣工したレンタルラボ「DP-Lab KOBE」施設内に、同社の細胞製造拠点を整備・稼働させる計画を明らかにした。
 ヘリオスは、iPS細胞などを用いた再生医薬品開発のフロントランナーとして、実用化の可能性のあるパイプラインを複数保有するバイオテクノロジー企業。
 DP-Lab KOBE は、大和ハウス工が建設したもので、最新設備の導入が可能な次世代型研究拠点として、バイオ・ライフサイエンス分野をはじめとする多様な研究開発ニーズに応えることを目的としている。
 ヘリオスは、今回竣工したDP-Lab KOBE内に、グローバル市場に対応可能な細胞製造拠点であるKCICを整備する(2028年1月稼働開始予定)。
 これに伴い、CDMO(医薬品開発製造受託)事業を本格的に始動する。
 KCIC には三次元バイオリアクターを設置し、三次元培養による細胞製品の供給体制を構築する計画だ。
 KCICは、DP-Lab KOBE の4階から6階(各階1040m²)に整備する。4階にはプロセス開発(PD)エリアおよび品質管理(QC)エリアを、5階および6階には細胞加工・製造エリアを配置。開発から品質評価、GMP製造までを一貫して行える体制を構築する。
 また、日本のGCTP省令に加え、PIC/S GMP、EU GMP、米国FDAのcGMPに準拠した設計とし、日本・米国・欧州の規制要件に対応する製造体制の構築を目指す。
 なお、KCICは、経済産業省 令和6年度補正予算「再生・細胞医療・遺伝子治療製造設備投資支援事業費補助金」を活用して整備を進めている。同件によるヘリオスの2026年12月期連結業績への影響はない。今後、開示すべき事項が発生した場合には速やかに開示される。

写真提供:大和ハウス工業株式会社

 なお、19日に行われた「DP-Lab KOBE」の竣工式には、ヘリオスから鍵本忠尚代表執行役社長 CEO 、木村博信執行役 神戸研究所長が出席した。DP-Lab KOBEの主な概要は、次の通り。

(1)所在地:兵庫県神戸市中央区港島南町6丁目3-10

(2)延床面積:9144.42㎡

(3)階数:地上6階・塔屋1階 

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