オークラ輸送機との共同開発段ボールケース開梱装置「REO」 日本MH大賞・優秀賞受賞 PALTAC

 メディパルホールディングスの連結子会社で、化粧品・日用品、一般用医薬品の最大手卸のPALTACは24日、マテハンシステムメーカーのオークラ輸送機と共同開発した段ボールケース開梱装置「REO(Random Easy Opener)」が「第 30 回日本マテリアル・ハンドリング(MH)大賞」において優秀賞を受賞したと発表した。
 日本MH大賞は、日本マテリアル・ハンドリング(MH)協会が主催するマテハン分野における優れた技術やシステム、先進的な取り組みを表彰する制度である。
 今回の受賞は、物流センターにおける人手不足への対応、安全性向上、作業負荷軽減に対する実用性と独創性が高く評価されたもの。
 REO は、物流センターや流通現場で日常的に行われている人手による段ボールケースの開梱作業を自動化するロボットシステムだ。ケース天面を切り落とせるカッター刃をロボットハンドに装着し、アームが人に代わって切断していく。
 ケース内の物品を傷付けず、高速で多種多様なサイズのケース天面を切断できることが大きな特長だ。 カッター刃付きハンド、アーム、供給コンベヤなどでシステム構成され、切断した天面の自動除去機構や替え刃のオートチェンジ機構を備え、毎時最大500ケースの高速切断・開梱を実現している。

REO の実際の動作動画(https://youtu.be/9V-GkBG-VVw
 PALTACは、物流センターにおける段ボールケースの開梱作業を自動化するため、長年にわたり独自の研究開発を進め、自社物流センターで実用化してきた。
 一方、オークラ輸送機は、多様な物流現場の自動化を支援する中で、自動開梱ニーズに応えるPALTACの技術に注目していた。
 2024 年3月には、この技術を製造・物流現場へ広く提供することを目的として、両社は技術提携し、汎用モデルの製品化と販売に向けた取り組みを開始した。
 今回の受賞は、両社がそれぞれの強みを持ち寄り、物流現場の課題解決に取り組んできた成果の一つと捉えられる。
 手作業主体で行う段ボールケース開梱作業の自動化を実現する自動開梱装置は、新たなソリューションとしての需要が見込めるとともに、人手不足対策、従業員の危険作業からの回避、物流効率化推進など、社会的な課題解決が期待される。
 両社は今後も、物流センターの省人化・自動化ニーズに対応するソリューション開発を進め、持続可能な物流インフラの実現に貢献していく。
 

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