アストラゼネカとのSGLT2阻害剤「フォシーガ」 の販売提携終了 小野薬品

 小野薬品は27日、アストラゼネカとAZUKとの間で締結した日本における選択的SGLT2阻害剤「フォシーガ」の販売提携を終了すると発表した。同社が日本において行っている流通・販売をアストラゼネカに移管し、小野薬品との共同販促活動を終了することに合意した覚書を同日締結したもの。
 2013年12月に締結した当該契約に基づいて、2014年3月に日本国内での製造販売承認取得以降、小野薬品が流通・販売を担い、同社とアストラゼネカの両社で販促活動を行ってきた。だが、2型糖尿病の適応症に対する2025年12月の後発品の発売など市場環境の変化を鑑みて、今回、契約当事者間で協議を重ねた結果、販売提携を終了することで合意した。
 今後、所要の手続きを経て、2026年3月31日に当該契約は終了し、小野薬品が日本で行っている流通・販売および販促活動はアストラゼネカが単独で実施する。両社は円滑な移管に向けて協力するとともに、移管までの期間における安定供給、製品情報の提供および収集、適正使用の推進を継続していく。
 なお、同件が小野薬品の2025年度業績に与える影響は軽微である。小野薬品のフォシーガの売上収益は2026年4月1日以降発生しない。2025年度の年間売上予想は800億円。
 フォシーガ単品の営業利益は非開示だが、2025年12月に後発品が発売されているため、2026年度売上収益における営業利益への影響は限定的と想定している。
 同件が小野薬品の2026年度業績に及ぼす影響の詳細は、2025年度決算発表時に業績予想に織り込み開示する予定だ。

タイトルとURLをコピーしました