薬局・薬剤師が地域医療で着実な成果を上げられるよう尽力 大阪府薬新年互礼会で乾会長

乾氏

 大阪府薬剤師会は11日、大阪市内のホテルで新年互礼会を開催した。主催者あいさつに立った乾英夫会長は、「1月11日は同会創立の136周年の記念日である」と紹介。長い歴史の中で培われてきた薬剤師職能を振り返った後、近況に言及し「地域包括ケアシステムにおいて薬局は、各地区の医薬品供給拠点としての役割を担い、掛かり付け機能を発揮して地域医療に貢献して行かねばならない」と断言した。
 さらに、実現のための施策として、「地域医薬品提供体制構築推進事業」、「地域災害薬事コーディネーター養成」、「緊急避妊薬販売への対応」、「大阪府薬生涯研修認定制度のスタート」などを列挙。その上で、「2026年の干支は、燃えさかるエネルギーで道を拓く丙午である。本年が全ての地域住民に薬剤師・薬局が必要不可欠な存在として信頼され、着実な成果が上げられるように全力で取り組んでいきたい」と宣言した。
 来賓祝辞では、吉村洋文大阪府知事(代読)が、「昨年は、皆さんのご支援を得て大阪関西万博を成功裏に開催できた。今年は万博の成果を糧に、“世界に誇れる経済力と福祉の街大阪”の実現に向け全力を傾けたい」と強調。横山英幸大阪市長(代読)も「万博のレガシーを継承して医薬に繋がるイノベーション創出のさらなる加速などに尽力し、大阪の未来に向けた取り組みを切れ目無く進め、大阪関西、引いては日本の持続的な成長への道筋を確かなものとしたい」と訴えかけた。

加納氏

 加納康至大阪府医師会会長は、「在宅医療や地域包括ケアの推進、ポリファーマシー対策などにおいて、医師と薬剤師にはれまで以上の協力が求められている」と指摘し、「本年も地域の皆さんが安心して医療を受けられるように医師会と薬剤師会がしっかりと連携を深めともに歩んでいきたい」と呼びかけた。

原口氏

 原口亨日本薬剤師会副会長は、まず、「昨年の夏の参議院選挙での本田あきこ先生当選へのご協力に御礼申し上げたい。今後も神谷政幸先生併せてご支援をお願いしたい」と力説した。その上で、「急速な少子化や加速が続く人口減少において、今が正に正念場となる。国民への医薬品の適正な提供のため、関連行政機関や多職種との連携の下に薬局機能を強化し、地域住民が薬剤師サービスを過不足なく享受できる体制を構築していただきたい」との岩月進日薬会長のメッセージを代読した。

神谷氏

 神谷政幸参議院議員(厚労大臣政務官)は「昨年、長年に渡って続いている医薬品不足問題を解決するための施策が打ち出され、いよいよ本年動き出す。こういった様々な変化をしっかりと捉え、大きく前進できるように私もしっかりと力を発揮させていただきたい」と言い切った。
 とかしきなおみ元衆議院議員は、「高市総理が掲げる『攻めの予防』を現場で担えるのは薬剤師である。その実践は、薬剤師が日本の医療を前に進める原動力になる。私も先生方と共に仕事をしたい。なんとか今度の衆議院選挙では国政に戻る所存である」と決意表明した。

とかしき氏
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