アッヴィ合同会社(本社:東京都)は17日、米BioLabs社と共同で主催する、アッヴィ・ジャパン・イノベーション・アワードへの募集を開始したと発表した。
同アワードは、急成長するライフサイエンス分野に対するアッヴィのコミットメントを示し、日本の創薬エコシステムにおけるイノベーションの推進を支援することを目的としたもの。
アッヴィの重点疾患領域である免疫疾患、がん、精神・神経疾患、アイケア、肥満症、美容医療において革新的な治療法を生み出す可能性のある科学や技術の研究開発を行っている日本の起業間もないバイオテクノロジー企業または学術機関を対象に募集を行う。
同アワードは1年間の米BioLabs社のインキュベーション施設の貸与に加えて、同施設内で提供されるさまざまな支援が受けられるゴールデン・チケットと1000万円の賞金の2つで構成され、2名の受賞者にそれぞれ、または1名の受賞者に両方が授与される。
募集期間は、6月17日から8月15日まで。アッヴィ社と米BioLabs社による選考を経て、受賞者の発表は10月を予定している。応募に関する詳細を示すURLは、次の通り。https://www.biolabs.io/goldentickets
◆ティアゴ・カンポス ロドリゲスアッヴィ合同会社社長のコメント
患者さんに革新的なヘルスケアソリューションを提供するというアッヴィの取り組みを強化するアッヴィ・ジャパン・イノベーション・アワードの募集開始のお知らせができたことをうれしく思う。日本政府は、グローバルな連携とオープンイノベーションを通じて創薬エコシステムを強化することにより、日本を創薬の地としていくとしたコミットメントを掲げている。
アッヴィ・ジャパン・イノベーション・アワードは、こうした政府の取り組みを後押しする重要なマイルストーンである。我々は、日本発の画期的なイノベーションを推進し、加速するための取り組みを継続して行っていく。
◆ヨハネス・フルハーフ米BioLabs社創業者兼CEOのコメント
ゴールデン・チケット・プログラムを日本のスタートアップにも拡大できることをうれしく思う。日本発の新たな技術と優秀な起業家に投資するアッヴィ社を支援できて光栄である。