ツムラは25日、齊藤なぎさ起用のツムラ‟生理のつらさが写りこむプリ機”イベントを11月29日~12月8日まで原宿で実施すると発表した。同イベントは、一人一人違う生理痛・PMSによるつらさが、キャラクターとなって写りこみ、日常生活への影響を表すプリント写真機の体験型ポップアップイベントだ。生理痛・PMSのつらさを抱え込むのではなく、誰かと話したり、話すことで自分を知ったりする切っ掛け作りを目的としたもので、期間限定で東京・原宿駅前の商業施設「WITH HARAJUKU」で開催する。(参加無料・予約不要)
ツムラは、「生理のつらさを、我慢しなくていい社会へ。」をテーマに取り組んでいる「#OneMoreChoice プロジェクト」の一環として、11月29日「#いいにくいことをいう日」を前に、ツムラは 「第2回 生理・PMSの本音と理解度調査」を実施した。
生理を経験したことがある15歳~49歳の6000人に、自身の生理痛やPMSについて周囲の人に話をしたいか聞いたところ、全体のおよそ3人に1人(34.2%)は「周囲の人に話したいと思っているのに、言いづらさを感じている」ことが明らかになった。
そこで、目に見えない、生理痛・PMSの症状による日常生活への影響を可視化するオリジナルのプリ機を制作し、自身の不調症状を周囲に言いづらいと感じている人にとって、生理痛・PMSのつらさを抱え込むのではなく、対話するきっかけの一つになることを目的に、実際に体験できるイベントを実施する。実施概要は、次の通り。
◆実施日時:2024年11月29日(金)~12月8日(日)
◆時間:10:00~19:30
◆会場:WITH HARAJUKU地下1階イベントスペース(東京都渋谷区神宮前1-14-30)
◆JR山手線「原宿」駅(東口)より徒歩1分
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前〈原宿〉」駅(2番出口)より徒歩1分
◆参加費:無料(予約不要)
◆対象:主に生理痛・PMSの症状を感じている人
◆撮影人数:1回の撮影で3名まで対応
◆台数:2台
◆丸山綾婦人科医(霞が関ビル診療所)のコメント
生理に伴うつらい症状は、人によって種類や程度が異なるが、自分以外の人の生理事情を知る機会はなかなかないと思う。そうした意味で「ちょっと生理いま邪魔しないでよプリ」の体験は、お互いの不調を理解し合うための貴重な、良い機会になる。
◆藤田尚弓コミュニケーション研究家のコメント
生理などの悩みは、言いにくく理解が得にくいことが多い。伝え方を考えてみることで、日常の悩みを安心して話せる場と、共感やサポートの輪が広がりを願っている。少し心を軽くすることで、自分らしい選択肢を見つけるきっかけになれば幸いである。