第一三共は21日、メキシコとコロンビアにおいて、グループ会社を設立したと発表した。同会社の新設は、がん製品を中心とした新製品のグローバル事業展開における基盤の一層の強化を目的としたもの。
今回の設立により、同社グループにおける拠点展開国・地域数は32となる。 今回、ブラジルに続く中南米の拠点として、当該2社を加えることで、約6億4000万人の人口を有する中南米の60%を超える人々の医療に貢献するとともに、グローバル事業展開における基盤の一層強化を目指す。各新会社の概要は、次の通り。
【メキシコ】
◆社名:第一三共メキシコ S.A. de C.V.
◆資本関係:第一三共が 4万9999株、第一三共ビジネスアソシエが1株保有(現地会社法により、株主は2者以上であることが必要であるため)
◆設立年月日:2024年8月2日
◆事業内容:医薬品の開発、マーケティング及び販売
【コロンビア】
◆社名:第一三共コロンビアSAS
◆資本関係:第一三共による100%株式保有
◆設立年月日:2024年6月27 日
◆事業内容:医薬品の開発、マーケティング及び販売