小雪起用の子宮頸がん疾患啓発の新キャンペーン「娘の未来に、私が今できること」5日からテレビ・オンライン放映開始 MSD

 MSDは5日、同日より小雪起用の子宮頸がん疾患啓発の新キャンペーン「娘の未来に、私が今できること」のテレビ、オンライン放映を開始したと発表した。
 同キャンペーンは、10代の娘を持つ母親に向けて、自身も3児の母親で10代の娘がいる俳優の小雪を起用し、TVCMやオンラインをはじめとする各種媒体を通じて展開するもの。
 子宮頸がんは、子宮の入り口である子宮頸部にできるがんで、日本では毎年約1万人が新たに子宮頸がんと診断され、年間約3000人が亡くなっている。
 また、子宮頸がんは、20代~30代の若い世代でもかかる疾患で、子宮頸がんの原因のほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)の感染だ。HPVは、男女ともに感染する可能性があり、主に性交渉を介して感染することが知られている。
 海外では性交渉の経験がある女性なら84.6%の人が一度は感染するともいわれている。従って、10代からの「HPVワクチン接種」によるHPVの感染予防と、加えて20歳を過ぎれば「定期的な子宮頸がん検診」での早期発見につなげることが非常に重要である。
 こうした中、小雪起用の子宮頸がん疾患啓発の新キャンペーン 「娘の未来に、私が今できること」は、8月5日より、テレビ・オンラインでスタートした。若いうちから予防することが重要な子宮頸がんだが、10代の若い女性が「がん」について日常生活で意識する機会は少ないと考えられ、保護者をはじめとする周囲の方々が正しい情報を伝えることが重要である。
 そこでMSDは、10代の女性にとって身近な存在である母親が子宮頸がんとその予防方法について深く理解し、「娘の未来のために、私が今できること」を考えて貰うために同キャンペーンを実施する運びとなった。
 子宮頸がんは、就労や結婚、出産、子育てなど、女性にとって大きなライフイベントを迎える時期にかかることもあり、女性の人生に大きな影響を与える可能性がある。MSDでは、現在実施中の、主に10代~20代の女性本人に向けたキャンペーン『いつかじゃなく、「今」だ。』と併せて、10代の娘をもつ母親に向けたキャンペーンを展開することで、子宮頸がんで苦しむ患者を一人でも減らせるように情報提供活動に尽力する。

◆小雪のコメント
 子供たちにはいつまでもずっと健康でいてほしい。できる限り病気から守ってあげたい。この想いは、お母さん方の共通の願いです。『娘の未来に、私が今できること』というメッセージが日本中のお母さんたちに届き、娘さんたちの未来が子宮頸がんから守られるよう願っている。

小雪

プロフィール
1976年12月18日生まれ、神奈川県出身。
1995年から雑誌の専属モデルやショーで活躍し、1998年俳優デビュー。
映画「ラスト・サムライ」「嗤う伊右衛門」「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ
「わたし出すわ」「信さん 炭坑町のセレナーデ」「杉原千畝」
「桜色の風が咲く」、ドラマ「不毛地帯」「大貧乏」「トップリーグ」
「全裸監督」「ブギウギ」ほか多くの作品やCMなどに出演。

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