住友ファーマは14日、代表取締役社長に木村徹氏(現代表取締役 専務執行役員)、代表取締役副社長執行役員に酒井基行氏(現住友化学代表取締役専務執行役員)が就任する人事を発表した。野村博現社長は、特別顧問に退く。
同人事は、6月25日開催予定の定時株主総会での承認決議を経て、同日開催予定の取締役会において正式に決定する。
住友ファーマは、2023 年3月期および2024年3 月期と2期連続で親会社の所有者に帰属する当期損益が多額の損失となるなど、厳しい業績が続いている。こうした中、全社一丸となって業績の黒字化に向けた様々な施策に取り組み、早期の業績回復と再成長を果たすため、住友化学から人的支援を受け、新たな社長および副社長を中心とする経営体制に移行することになった。