バクテリコは、一人ひとりの腸内フローラのデータに基づいて、自分に合った栄養指導などが専門家から受けられる日本初の妊婦向けサービス「ママフローラ」を開始した。
バクテリコは、妊活中および、妊娠中の女性にむけた腸内フローラのパーソナル検査と食事指導のサービスを展開している。2022年11月には、Makuakeのクラウドファンディングに挑戦して、ママフローラの開発を進めてきた。
同クラウドファンディングでは、目標金額を大幅に超える支持を得ることができ、今回、ママフローラのサービス開始が決まった。今後は産婦人科、不妊治療のクリニックでも購入できるよう展開を進めていく。
ママの腸内環境を整えることで、生まれてくる赤ちゃんのアレルギー症状抑制や将来の肥満防止などに繋がることが分かっている。
同サービスは、管理栄養士と腸内細菌のプロフェッショナルが、妊娠中から出産後3ヶ月まで継続的に寄り添い、サポートする。最初に行うママ一人ひとりの腸内フローラ検査結果に基づき、食事指導や生活習慣の提案やLINEを通じた相談対応などを行う。
ママフローラは、赤ちゃんが生まれる前から健やかな成長を支援することを目指し、一人ひとり異なる腸内細菌データに基づいて、ママと生まれてくる赤ちゃんの健康をサポートするパーソナル腸活サービスだ。
お腹のなかには約40兆、1000種類の菌がいると言われている。その膨大な菌の種類や割合は1人ひとり異なっている。ママフローラは、自宅でできる検査キットを使って、お腹にどのような種類の菌が、どのくらい存在しているのかを調査し、その結果を基に、あなたの腸内細菌に合う食材などが記載されたレポートを作成する。
さらに、一人ひとり異なる腸内細菌データにあわせて、管理栄養士や腸内細菌のプロフェッショナルが栄養バランスを整える食事指導や生活習慣に関する悩みの解決をサポートする。
最近の研究では、腸内フローラが全身の健康に関わることが分かってきている。さらに、妊娠中のママの腸内フローラの状態が、妊婦さんの健康や生まれてくる赤ちゃんの健康に大きくかかわっていることが明らかになっている。
実際に、腸内フローラの「エサ」となる食物繊維を多く摂った妊婦と、あまり摂らなかった妊婦から生まれた赤ちゃんを比較すると、食物繊維をあまり摂らなかった妊婦の子どもは将来太りやすいという研究結果もある。
つまり、妊娠中に適切な栄養をとって、良い影響を与えてくれる腸内細菌を増やし、腸内フローラのバランスを整えることが、生まれてくる赤ちゃんの健康に繋がる。
その理由は、お腹のなかにいる赤ちゃんはママから栄養をもらって育ち、生まれてくるときに最初の贈り物としてママの菌を受け継ぐからだ。
赤ちゃんの体が作られる一生に一度の大切な時期だからこそ、妊娠中の健康をサポートし、生まれてくる赤ちゃんが生涯元気に過ごせるようにしたい。そして、出産後のママにも、育児をしながら健康的に日常生活を送ってもらいたい。そんな想いからママフローラは生まれた。サービスの詳細、販売サイトは、次の通り。
【サービスの詳細】
◆腸内フローラ検査:1回
◆検査結果レポート(LINEを通して配信):1部
◆管理栄養士とのWEB面談:4回
◆LINEによる日常生活のお悩みごと相談(申し込み時から産後3ヶ月までサポート)
【販売サイト】
◆公式オンラインショップ: https://mama-flora.com/
◆サービス料金:10万円(税込)