ブライセンは16日、ドラッグストア大手のツルハ(本社:北海道札幌市)が、同社の流通DXソリューション「B-Luck(ビーラック)循環式期限チェック」を採用し、8月より本稼働したと発表した。
ドラッグストアにおいて食品の賞味期限やOTC薬品の使用期限の管理は、必須の業務の一つとなっている。だが、その作業は、全品を一つ一つ商品を手に取り、日付を確認し、商品やカテゴリー毎に決められた期限ルールに従って、作業者が考え、値引き処理や撤去処理を行ったりして、膨大な時間と労力を必要とし、従業員にとっては大きな負担になっている。
こうした中、B-Luck循環式期限チェックは、日々アラートが出た商品のみを期限チェックするだけでよく、更に期限日付をOCRで瞬時に読み取ることができる。また、本部とのインターフェースが取れているため、店舗での商品マスタ登録などの手間がない。
この効率化により、従業員の作業負担を軽減し、労働生産性の向上につながることを期待し、今回のツルハでの採用に至ったもの。
今回ツルハがブライセンのB-Luck循環式期限チェックを採用した理由は、次の通り。
①全品チェックを行う事で誰でも漏れなく期限チェックができる仕組み
②本部とのインターフェースが取れているため、店舗での商品マスタ登録などの手間がない
③直観的に作業が出来るので教育が簡易である
④テスト稼働(6店舗)にて確実に業務改善効果が見込まれた
⑤パッケージでありながら、カスタマイズも含め柔軟に対応
B-Luck循環式期限チェックは、今後、在庫管理と連動して更なる効率化を目指すことで、ロスの軽減を果たし、SDGsにも大きく貢献すものと期待されている。また、ツルハグループでは、他の企業でも採用が決まり、本稼働している。