ダイヤル・サービス(東京都)は、「厚生労働省コロナウィルス対応支援窓口」において、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客やクルーに向けたLINE及び電話による「看護師相談」を実施している。
ダイヤル・サービスは、厚生労働省の「感染症・予防接種相談窓口」を担っており、そこで積み重ねた知見や経験を踏まえて、同相談窓口の対応に当たる。
今回開設された「看護師相談」窓口は、横浜港で検疫を実施しているダイヤモンド・プリンセス号の乗客、乗員の方々の健康不安に少しでも和らげるようLINE及び電話で、体調不良等、身体に関する相談に対応するもの。また、生活環境や持病への対処、新型コロナウィルス感染症に関する情報など、これまでの相談対応経験を踏まえ、経験豊富な看護師が船内の相談者の不安な気持ちに寄り添ったアドバイスを実施する。
ダイヤル・サービスは、1987年全国初の電話による「健康相談」を開始。以後、自治体住民向け「小児救急電話相談」、「大人の救急相談」などを複数の自治体から受託している。
また、電話、WEBに次ぐコミュニケーションツールとして注目されるLINEによる相談も、2018年3月にいち早く同社独自の相談窓口「子ども110番」で導入。全国SNSカウンセリング協議会に所属してSNS相談に関する専門性を高め、その後も、主に子どものいじめや虐待相談窓口を中心に、本年度、約20自治体の相談に対応している。
相談窓口の概要は次の通り。
◆LINE相談:15日より、平日9時~17時
◆電話相談(英語対応有):17日より、平日9時~17時