アイテックスは3日、2024年4月施行予定の「医師の働き方改革」に対応した人事労務管理システム「ProSTAFFクラウド」を、横浜市立大学附属病院、公立福生病院など、複数の医療機関と契約を締結し、2023年度末までに納入する予定にあると発表した。
人事労務管理システム「ProSTAFFクラウド」は、クラウド提供でありながら、顧客ごとのニーズや業務フローに合わせたカスタマイズ開発ができることから、さまざまな職種、勤務形態により勤怠管理や給与計算が複雑になりがちな業種での導入が多く、とりわけ医療機関での導入が進んでいる。
医師に対して時間外労働の上限規制等、2024年4月に施行が予定されている、いわゆる「医師の働き方改革」に向けて、同社では昨年9月に「病院向けシステムテンプレート」をリリースするなど、積極的に機能の拡充に努めてきた。
今期は、横浜市立大学附属病院、公立福生病院など、複数の医療機関と契約を締結するとともに、川口市立医療センターにおいても、勤怠管理システム構築に関する優先交渉権を獲得しており、いずれも2023年度末までの納入に向けて、開発を進めている。
アイテックスは、今後も、医療機関における、ナンバーワンの人事労務管理システムを目指してさまざまな取り組みを行っていく。