2025年日本国際博覧会協会は26日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)「女性活躍推進館(仮称)」への出展参加者をリシュモン ジャパン カルティエに内定したと発表した。
同当協会は、本年7月1日から7月29日までの期間、企業・団体等を対象に参加者を募集し、「女性活躍推進館審査委員会」を設置して審査を行った。その上で、日本国政府と協議を行い出展参加者としてリシュモン ジャパン カルティエを内定した。今後、出展参加者は、政府の男女共同参画施策に関する方針や世界におけるジェンダー論の進展を踏まえ、政府、当協会と連携して本館を企画、デザイン、設計、建設するとともに、展示や演出を行う。
審査結果の総評は、次の取り。
・全体を通して、本館設置の趣旨を踏まえた提案となっていた。
・ドバイ万博でのウーマンズ パビリオン出展や、ウーマンズ イニシアチブ等の活動で蓄積されたノウハウに裏打ちされた実現可能性の高い提案がなされていた。
・ドバイ万博での建築資材のリユースや、大阪・関西万博終了後の建材リユースなど、本万博の目指すSDGsに資する画期的な提案が示されていた。
・政府の男女共同参画施策との整合性の観点から、一部の企画案については、今後当協会及び政府と協議して進めていく。
・同館設置の目的及び出展参加者からの企画提案の実現に向けて、今後企画の具体化を進めていただきたい。