ワクチン・免疫療法事業本部新設 アストラゼネカ

 アストラゼネカは1日、1日付で、現在注力している3つの重点領域(オンコロジー、循環器・腎・代謝疾患および呼吸器・免疫疾患)の事業本部に加え、ワクチン・免疫療法事業本部を新設し、同事業本部長には松尾恭司氏(執行役員)が就任したと発表した。
 ワクチン・免疫療法事業本部長に就任した松尾氏は、アストラゼネカに 1988 年入社以降、30 年以上にわたり同社の国内外における研究開発の加速とパイプラインの充実に貢献。研究開発本部長、メディカル本部長などのリーダーシップポジションで新製品の導入およびその成功に寄与するエビデンスの構築を強力に推進してきた。
 新型コロナパンデミックを収束させるためのワクチンや治療薬の精力的な研究開発努力によりサイエンスが劇的に加速しているが、アストラゼネカは世界 180 か国以上で提供されているワクチン、感染者に対する治療薬、またワクチンの効果が十分に期待できない免疫機能が低下した人々の発症抑制のために世界各国で承認された唯一の長時間作用型抗体医薬などの革新的な医薬品の開発と提供を通じて、人々の暮らしや健康を守るために主導的な役割を果たしている。
 今回のワクチン・免疫療法事業本部の発足を通じて同社は将来のパンデミックや感染症流行に備え、革新的なワクチンや抗体の開発にさらに注力し、日本の医療に貢献していく。

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