鈴鹿工場で購入する電力を100%再生可能エネルギー由来に切り替え 住友ファーマ

 住友ファーマは8日、本年4月より、国内生産拠点の一つである鈴鹿工場(三重県鈴鹿市)で購入する電力を全て再生可能エネルギー由来へ切り替える契約を中部電力ミライズと締結したと発表した。
 同契約締結により、鈴鹿工場で年間に排出される温室効果ガス(GHG)は、約38%削減(2020 年度比)される予定だ。
 住友化学の敷地内にある同社大分工場(大分県大分市)で使用する電力は、2021年11月より、住友化学が購入する電力を全て再生可能エネルギー由来へ切り替えたことに伴い、100%再生可能エネルギー化された。
 同社の大分工場で年間に排出されるGHGは、約52%削減(2020年度比)される予定である
 これらにより、住友ファーマの国内全ての生産拠点で購入する電力を100%再生可能エネルギー化し、同社全体で年間に排出されるGHGは約24%削減(2020 年度比)される。
 住友ファーマは、2021 年5月に環境基本方針を改定し、持続可能な社会の実現と当社の企業価値向上に向けて、2050年度までに GHG排出量(スコープ 1+2)ゼロを目指すことを目標としている。
 また、中長期環境目標では、2030年度までに削減する GHG 排出量(スコープ 1+2)の目標を策定し、その達成に向けて様々な取り組みを進めている。
 今回の国内生産拠点で購入する電力の 100%再生可能エネルギー化によって同目標を前倒しで達成できる見込みであり、今後、GHG排出削減目標を引き上げる予定である。

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