塩野義製薬は11日、感染症治療薬を中心に現地で必要とされる医薬品をウクライナ大使館を通じて寄付すると発表した。寄附は、ウクライナで被害に遭った人々や周辺地域に避難した人々への人道支援を目的としたもの。
また、同社の欧州グループ会社であるシオノギヴィーブ社より、英国およびオランダの国際的な支援組織に合計10万0000ポンド(約1500万円)の寄付を行う。寄付先は、両国の赤十字またはSave the Childrenを予定している。
塩野義製薬は、「常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬を提供する」という基本方針のもと、社会に求められる医薬品の提供を迅速に行うとともに、他の慈善活動をグループ一丸で検討し、ウクライナの人々や被害に遭われた人々の健康や安全に寄与していく。