日本新薬は8日、提携先の米バイオ企業カプリコール・セラピューティクスが、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)治療薬の販売契約の解除を巡り同社並びに米子会社のNSファーマを訴訟したと発表した。
DMD心筋症を期待適応症として申請中のCAP-1002(デラミオセル)について、米国における販売契約の解除等を求める訴えを提起したもの。
日本新薬は、「訴状はまだ送達されていない」とした上で、「現状理解では、カプリコール社は、米国内でのデラミオセルの上市に向けた現契約の改定対応や当社の販売準備が不十分であるなどと主張しているようだ」とコメント。
さらに、「当社は、DMDの患者さんに対する治療が遅れることがないよう、それらの件に関して適切かつ真摯に対応していることから、カプリコール社の主張は合理性を欠くものと認識している」と主張。
今後については「デラミオセルの価値向上に向けたカプリコア社との対話の道を閉ざすことなく継続していきたい」との考えを示している。デラミオセルは、同社にとって重要なパイプラインであり、これからの展開が注目される。

