レボドパ/カルビドパ パーキンソン病治療薬「Onerji」 欧州委員会より販売承認取得 田辺ファーマ

 田辺ファーマは30日、完全子会社のニューロダーム社が開発したレボドパ/カルビドパ持続皮下注製剤「Onerji」について、27日に欧州委員会より欧州連合(EU)における販売承認を取得したと発表した。
 対象は、経口剤では十分にコントロールすることができない運動症状の日内変動を有する進行期のパーキンソン病。
 Onerjiは、液剤化したレボドパとカルビドパを、携帯型注入ポンプシステム(YURWAYデリバリーシステムまたはCrono Twin NDポンプ)を用いて24時間持続皮下投与する薬剤で、レボドパの血中濃度を持続的かつ安定的に維持し、薬物動態プロファイルの改善が見込まれる。
 運動症状の日内変動を有するパーキンソン病患者を対象に実施したグローバルP3試験(BouNDless試験)では、Onerjiを必要量のレボドパ・カルビドパ経口剤と併用したところ、レボドパ・カルビドパの経口即放剤と比較して、日常生活に支障のあるジスキネジアを伴わないON時間を統計学的に有意に延長するとともに、OFF時間で統計学的に有意に短縮する結果が示された。
 また、長期安全性と忍容性を評価する後期P2相長期安全性試験(BeyoND試験)でも、良好な結果が得られている。

タイトルとURLをコピーしました