トランスジーンは3日、NECの創薬事業においてAI を活用した最先端の研究と臨床開発を担うNEC Bioと切除後HPV陰性頭頸部がんの術後補助療法における個別化ネオアンチゲンがんワクチン「TG4050」の臨床開発を加速するためのライセンス契約を締結したと発表した。
TG4050は、NECBioのAI を活用した予測プラットフォームを用いて選定された腫瘍特異的遺伝子変異 (ネオアンチゲン)を組み込んだMVAウイルスベクター(MVA-Modified Vaccine Ankara)を基盤とした個別化免疫療法だ。
現在、頭頸部がんの患者を対象に 、手術および補助療法後の再発予防と無病生存期間の延長を目的として評価が進められている。
TG4050は、患者固有の腫瘍を標的とするネオアンチゲンを用いて、がんに対する患者の免疫応答を誘導・強化し、免疫システムを教育するように設計されている。ネオアンチゲンは、NECBio独自のAIをベースとしたネオアンチゲン予測プラットフォームを用いて予測し選定さる。
同システムは 、高度な機械学習を用いて、強力な免疫応答を誘導する可能性が最も高いネオアンチゲンを特定する。
同ライセンス契約に基づきTransgene、切除後HPV陰性頭頸部がんの術後補助療におけるTG4050のさらなる開発に向け、NEC Bioの AIベースのネオアンチゲン予測プラットフォー ムへのアクセス権を獲得するとともに、同プログラムのさらなる臨床開発 、商業化および将来的な第三者との提携の可能性に向けた権利を獲得する。
なおNEC Bioは、引き続きネオアンチゲン予測プラットフォームの完全な所有権および運用管理権を保持し、Transgeneによるさらなる臨床開発活動を支援していく。

