抗悪性腫瘍剤「ターゼナ」 去勢抵抗性前立腺がんに対する適応追加承認取得 ファイザー

 ファイザーは23日、抗悪性腫瘍剤(PARP阻害剤)「ターゼナ」について、国内で去勢抵抗性前立腺がんに対する適応追加承認を取得したと発表した。
 対象は、遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺がん。ターゼナは本邦において、前立腺がんに対して「BRCA遺伝子変異陽性の遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺癌」を効能効果に、2024年1月に承認され、同年4月に発売している。
 今回の適応追加承認は、相同組換え修復遺伝子変異を問わない遠隔転移を有する去勢抵抗性前立腺がん患者を対象とした、国際共同P3試験(TALAPRO-2試験)における全生存期間(OS)の最終解析結果等に基づくもの。

◆三宅秀明神戸大学大学院医学研究科外科系講座 腎泌尿器科学分野教授のコメント
 TALAPRO-2試験において、転移性去勢抵抗性前立腺がんの1次治療としてタラゾパリブとエンザルタミドの併用療法が評価され、臨床的に意義のある死亡リスクの減少が認められた。
 この適応拡大により、本併用療法は、相同組換え修復遺伝子変異の有無を問わず、予後不良なすべての転移性去勢抵抗性前立腺がんの患者さんに対する新たな治療選択肢となる。

◆ドミニク・オリヴェリオファイザー取締役オンコロジー部門長のコメント
 今回の承認により、従来必須とされていた遺伝子検査の有無に関わらず、より多くの去勢抵抗性前立腺癌の患者さんに新たな治療選択肢を提供できるようになった。臨床試験にご参加いただいた方々、治験実施医療機関の皆様に改めて感謝したい。

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