

配置売薬の発展:配置売薬は、明治24年の近江製剤株式会社を皮切りに、売薬神農会、近江売薬株式会社などが設立され、明治末年には製剤業者51戸、売薬営業者110戸、行商をするものは400余名に達しました。大正期に入ると更に盛んになり、昭和31年には組織が「滋賀県薬業協同組合」にまとめられ、設備の近代化が進みました。滋賀県の家庭薬工業は富山、奈良、と並んで三大配置薬県として発展しました。
滋賀県は、富山・奈良と並んで三大配置薬県として発展したよ。
「滋賀のくすり」の近代化:戦後の昭和23年に旧薬事法が公布され、国民医療の充実のため、多くの製薬会社が設立されました。昭和40年代以降、多くの大手製薬企業の工場が県内に進出し、地場企業と進出企業、配置業者を含めて社団法人滋賀県薬業協会が昭和46年に設立されました。
また、製薬技術の発展のため、昭和34年に設置された「滋賀県薬事指導所」が平成15年に「滋賀県薬業技術振興センター」に改編され、医薬品製造業者とともにGMPによる製造管理・品質管理に取り組んでいます。

資料3.NHK大河ドラマ・べらぼうで背景にある薬問屋大黒屋ののれん
画面はIn 江戸の薬屋 べらぼう 6月15日放送分から 長全堂薬局 https://yokukiku-kanpou.jp › news › post-1179

6/15Sun.NHK大河ドラマ・べらぼうで背景にある薬問屋大黒屋ののれんに書いていた「くすりの名前(画面左から)」:・膽氣丸、・金命散、・實母水、・消毒丸
「膽氣丸(たんきがん)」 膽とは胆のこと、薬になるのは蛇胆(じゃたん):蛇の胆と熊胆(ゆうたん):熊の胆、恐らく熊胆を用いた「熊胆丸(ゆうたんがん)」をもじって
「膽氣丸」としたのではないかと推測
「消毒丸」は越後の売薬さんの「毒消丸」をもじったのかも、「毒消丸(どっけしがん)の行商の売り子は若い女性だったとか、熊本にも同名の売薬があるそう
「実母水」は広く婦人薬として有名な「実母散」が元になっていると推測、「実母散」は現在でも愛用される方が多い
「金命散」という名の薬は存在しないそうです、”金”の字が含まれる処方で有名なのは
「千金内托散」身体が弱り膿を排出する力が衰えている方に用います。
あの暖簾を作った方、知恵を絞りながら楽しんで作ったのは間違いなさそうです
inくすり博物館だより エーザイ株式会社 https://www.eisai.co.jp › museum › topics › vol35
今回、 江戸時代後期から明治時代初期の代表的. な薬 『紫雪』 『鳥犀円』 『宝丹』 『ウルユス』 『六神丸』 の薬品 薬袋・効能書などを展示しました。 これらの資料 …




資料5.旧和中散本舗の人車製薬機
in旧和中散本舗の人車製薬機 日本機械学会 https://www.jsme.or.jp › kikaiisan › heritage_119_jp
日本機械学会「機械遺産」 機械遺産 第119号(2023年認定)
旧和中散本舗の人車製薬機 滋賀県栗東市の旧東海道沿いにある、重要文化財の「大角家住宅」は、江戸時代には「和中散本舗」と称し、生薬の和中散(胃腸薬)の他、五冷散、神教丸、天真膏、万金丹などを製造、販売していた。その生薬の製造に使われたのが、“人車製薬機”である。この人車製薬機は、1831(天保2)年に設置されたもので、直径1丈4尺1寸(4280mm)の人車(木製大輪)の中に2人の人間が入って歩くと、人間の体重により回転力が生じ、その動力を4枚の木製歯車で伝え増速して、乾燥して細かく刻んだ薬草などを粉砕する石臼を回転させる仕組みである。人車と石臼の速度比は3:10で、人車が3回転すると石臼は10回転する。
人間を動力源とした“人車”は、大陸から伝来した機構と考えられ、機械技術の発達の歴史を語る貴重な資料である.旧和中散本舗の人車製薬機は、他の現存する足踏み力を動力とする機械や道具の中でも、歴史的にも古く、当時は店先で加工の様子を見せる広告媒体としての役割も持っていた。この人車製薬機は機械と人間社会のつながりの一端を示している。
《写真提供:栗東市教育委員会》
旧和中散本舗
開館時間:10:00~16:00位まで
利用料:大人500円 小人(小・中学生)200円
利用できない日:お盆・年末・年始 他
住所:〒520-3017 滋賀県栗東市六地蔵402
電話番号(公開施設):077-552-0971
交通機関:JR手原駅から徒歩30分
栗東市 https://www.city.ritto.lg.jp › sports_bunka › bunkazai
2024/01/29 — 史跡旧和中散本舗の大角家住宅(重要文化財)は、東海道梅ノ木立場付近に元禄年間(1688~1704年)に建てられ、「和中散」などの薬を製造販売していました …

・史跡旧和中散本舗大角家住宅の人車製薬機が機械遺産に認定
更新日:2024年01月29日
史跡旧和中散本舗の大角家住宅(重要文化財)は、東海道梅ノ木立場付近に元禄年間(1688~1704年)に建てられ、「和中散」などの薬を製造販売していました。天保2年(1831)には、街道に面して大きく開かれた店舗西側に、製薬機械が新調されました。この機械は、直径4mもの大きな動輪に人間2人がはいって歩き、その力を歯車に伝えて石臼を動かす仕組みです。昨年度に調査が行われ、人車3回転につき石臼が10回転すること、人車の動力が0.5馬力であることが報告されています(参考文献1)。
石臼には刻んだ薬草をいれ、細かくすりつぶしました。街道を行き交う旅人は、回転する巨大な動輪や歯車のきしむ音、薬草の匂いに惹きつけられたことでしょう。現在も建物とともにのこされ、江戸時代の文化を今に伝えています。
令和5年8月7日、この人車製薬機が歴史的にも古く、人間社会と機械とのつながりの一端を示すものとして、一般社団法人日本機械学会により「機械遺産」(第119号)に認定されました。
(参考文献1)石田正治 緒方正則「旧和中散本舗の人車製薬機の実測調査報告」『産業遺産研究』第30号 2023年7月
詳細はこちら
機械遺産Mechanical Engineering Heritage (jsme.or.jp)
旧和中散本舗秋の特別公開はこちら
イベント情報 – 一般社団法人栗東市観光協会 (ritto-kanko.com)



参考資料
・Net検索「江戸時代、製剤、薬」でのAIによる概要
・江戸時代の薬の作り方は?AI による概要
・滋賀のくすりの歴史 滋賀県製薬工業協同組合 - https://sigaseiyaku.jp › history
・伊吹山:くすり文化第29回報in25.5.26(Mon.)
・テリアカ:第3回くすり文化-くすりに由来する(or纏わる)事柄・出来事-世界(西洋)の薬事情[くすり文化]を探るin 20.11.12(Thu.)
・江戸の薬屋 べらぼう 6月15日放送分から 長全堂薬局 https://yokukiku-kanpou.jp › news › post-1179
・くすり博物館だより エーザイ株式会社 https://www.eisai.co.jp › museum › topics › vol35
・旧和中散本舗の人車製薬機 日本機械学会 https://www.jsme.or.jp › kikaiisan › heritage_119_jp
・史跡旧和中散本舗大角家住宅の人車製薬機が機械遺産に認定栗東市 https://www.city.ritto.lg.jp › sports_bunka › bunkazai

