田辺ファーマは12日、ラジカット経口懸濁剤「Radicut Suspension」について、韓国食品医薬品安全処より12月10日に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を適応症とする承認取得したと発表した。同承認は、連結子会社のタナベ ファーマ コリアが取得したもの。
ラジカット経口懸濁剤は、ALS治療薬であるラジカット点滴静注製剤(韓国製品名:「Radicut30㎎」)と同一有効成分を含む製剤である。韓国においては、これまでラジカットの投与経路は点滴静注に限られていた。今回の承認により経口懸濁剤を新たなALS治療の選択肢として提供できるようになり、注射による痛みや投与のための通院など、ALS患者の負担軽減が期待される。
エダラボン経口懸濁剤は、田辺ファーマ子会社のタナベ ファーマ アメリカがALSを適応症として開発。2022年5月に米国FDAより承認された。2024年4月にはALS患者への貢献が著しい(major contribution to patient care)製品として、FDAより希少疾病用医薬品排他的承認を受けている。米国のほか、カナダ、日本およびスイスで承認を取得し、製品を提供している。

