CDPより「気候変動」、「水セキュリティ」で最高評価のAリスト企業に選定 塩野義製薬

 塩野義製薬は11日、環境情報開示に取り組む国際的な非営利団体CDPより、「気候変動」および「水セキュリティ」の2つのコーポレートサステイナビリティ分野において、最高評価となる「Aリスト企業」に選定されたと発表した。
 同選定は、透明性とパフォーマンスにおけるリーダーシップが認められたもの。「気候変動」分野では4年連続、「水セキュリティ」分野では2年ぶりに「A リスト企業」に選定された。
 塩野義製薬を含むSHIONOGIグループは、取り組むべき重要課題として「環境への配慮」を特定。SHIONOGIグループEHSポリシーならびにSHIONOGIグループEHS行動規範に基づいて環境保護に貢献するための中長期的な行動目標を設定し、気候変動、水資源を含む省資源・資源循環、AMR(薬剤耐性)対策などに取り組んでいる。
 今回の「Aリスト企業」への選定は、温室効果ガス排出量の削減、水資源の保護、洪水のリスク低減、そして抗菌薬の環境排出低減を目的とした排水の適正管理を高いレベルで継続して実施していることが高く評価された。

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