11月30日にiCONM/CHANGE市民公開講座「日本人の三大死因から見える“ケアする力”の重要性」開催

 11月30日午後2時より、iCONM/CHANGE市民公開講座「~日本人の三大死因から見える“ケアする力”の重要性」が 、ZOOM ウェビナーによるオンライン開催される。参加料は無料。
 院内にアートギャラリーを設け、クラシックコンサートを催すなど、患者の心情に寄り添うとともに、がんサロンや「みんなの健康塾」など疾患啓発にも力を入れる石心会 第二川崎幸クリニックの関川浩司院長が基調講演者する。
 「我が国の三大死因よもやま話」と題した基調講演では、急激な少子高齢化で変化する医療の現状から、今一度「生老病死」を見つめ直すことの重要性について話題提供する。
 日本人の死因のトップは未だに悪性腫瘍であるが、少子高齢化に伴い心不全または老衰で亡くなる方が急増し、がんで亡くなる方の比率は年々減少傾向にある。その背景には医学の発展に伴う革新的な治療法や検査法が使えるようになってきたことがあげられるが、それに伴い退院後の「ケアの質」にも目を向けていく必要がある。
 病院と異なり、在宅医療では医師や看護師が患者(療養者)のケアに費やせる時間は限られており、本人や家族が少しでも多くのケアに関する知識とマインド(ケアする力)を持つことで、「ケアの質」を改善することができる。
 こうした中、基調講演に続くパネル討論では、関川氏に加えて、地域ケアを担う医療多職種が登壇し、がん・心不全・老衰の家庭におけるケアのあり方についてディスカッションを展開する。iCONM/CHANGE市民公開講座の概要は、次の通り。
  
◆日時:2025年11月30日(日)午後2時~午後4時半(午後1時45分開場)

◆場所:ZOOM ウェビナーによるオンライン開催

◆参加費:無料

◆参加登録:次のサイトから事前登録する。
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_Dvn48cFiQeeMjIs7jCJbtw#/registration

◆申込締切:2025年11月28日(金)正午

◆主催:川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター

◆共催:社会医療法人財団 石心会 

◆後援:川崎市、川崎市看護協会

◆基調講演:我が国の三大死因よもやま話
演者:石心会 第二川崎幸クリニック院長 関川浩司氏

◆パネル討論:がん・心不全・老衰の患者(療養者)ケアについて
パネリスト(50音順):
・浅田浩明氏(理学療法士)
 石心会 川崎幸病院 リハビリテーション部 部長
・漆畑 俊哉氏(薬剤師)
 日本心不全薬学共創機構 代表理事。博士(薬学)
・関川 浩司氏(医師)
 石心会 第二川崎幸クリニック院長
・深井純子氏(主任介護支援専門員)
 石心会 在宅事業部 地域ケアコーディネーター
・増田 邦子氏(管理栄養士)
 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 認定士・評議員
モデレータ(司会):島﨑眞氏(ナノ医療イノベーションセンター・コミュニケーションマネジャー)

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