住友ファーマは10月31日、本年5月13日に公表した2026年3月期の業績予想を上方修正したと発表した。修正後の業績予想は、次の通り。
 売上収益4290億円(従来予想比740億円増)、コア営業利益970億円(410億円増)、営業利益980億円(440億円増)、親会社の所有者に帰属する当期利益920億円(520億円増)
 修正の理由は、売上収益では、北米での販売が引き続き好調に推移すると見込まれるため。コア営業利益は、増収による売上総利益の増加を見込み、また、アジア事業にかかる譲渡益が期初想定を上回ったことによるもの。
営業利益はコア営業利益の増加が要因となり、親会社の所有者に帰属する当期利益は、上期に発生した税金費用の減少などを織り込んだため上方修正した。
 なお、通期の想定為替レート(期中平均為替レート)は、前回発表予想の1ドル145.0円から変更はない。
		
