
東北大学大学院医学系研究科と東北大学病院は、「東北大学医療系メディア〈LIFE〉-いのちの可能性を見つめる-」を公開した。
大学から生まれる成果や新しい価値を社会に向けて発信することは、社会における大学の重要な役割の一つである。今回公開した「LIFE」では、メディカル領域に軸足を置きながらも、医学・医療の専門領域に閉じることなく、東北大学の「医」の「知」をより広く、より多く、専門知識を持たない人々にも分かりやすく届けることを目指す。
さまざまな領域と医学・医療を交差させながら、誰もが自分らしい生を生きるための知恵として役立つような情報を提供し、「いのち」の可能性をともに見つめ、広げていく。
また、「LIFE」では、情報プラットフォーム「NEWSROOM」も併設し、医療と医学の最前線に立つ両部局による最新の研究成果やニュースをわかりやすく提供していく。同メディアを通じて、研究や教育活動を通じて得られた新たな知見を広く社会と共有することで、医療・医学の発展への貢献を目指す。

ロゴ・名前の由来は、「医」の「知」というものを、もっと広くもっと遠く、なんらの専門的な知識を持たないごくふつうの私たち一人ひとりの胸の奥まですっと届けるだけの柔らかさとしなやかさとまっすぐさを持つのがメディカル・メディア。それで付けた名は〈LIFE〉。
誰しもがじぶんの生を生きているその〈いのち〉の可能性をみんなで見つめ、ひろげていけるようなことができたら、という願いが込められている。
読み物コンテンツを掲載するMAGAZINEは赤色で、大学の取り組みや研究成果を掲載するNEWSROOMは青色で展開する。MAGAZINコンテンツ例は、次の通り。
<SPECIAL >
ポリローグ:「生命のつながり」と未来へのまなざし(前編)

宇宙飛行士・毛利衛氏と張替秀郎東北大学病院長、石井直人東北大学医学部長・医学系研究科長が、それぞれの視点から語り、未来を担う若い世代に向けたメッセージを送る。
〈FEATURE〉
初回テーマは「きく」。東北大学内の異分野対談や、学外の専門家からの寄稿などにより、多角的に掘り下げる。

〈SIRIES〉
・医学系の学生や留学生、医療従事者のインタビュー

・研究開発シーズや研究室の取り組み

〈KNOWLEGE〉
生活の中で役にたつ健康情報。これまでの紙媒体の記事や動画コンテンツを集約して掲載。

