エーザイは27日、経口抗凝固剤「ワーファリン」について、国内における権利を沢井製薬に譲渡する契約を締結したと発表した。
ワーファリンは、日本において1962年に発売以来、広く汎用されてきた薬剤で、今回、同剤が引き続きより多くの患者に貢献するために、沢井製薬に譲渡することが最適な選択と判断した。
同契約に基づき、エーザイは対価として45億円を受領し、2026年3月末までを移行期間として販売機能の移管を進め、製造販売承認の承継を行っていく。同件に伴う当社の2025年3月期の連結業績予想に変更はない。