住友ファーマは28日、同日付けで、同社完全子会社のFrontAct社の全株式をサワイグループホールディングスに譲渡する契約を締結したと発表した。
FrontAct社は、医薬品以外のヘルスケア領域において、社会課題の解決のための新たなソリューションを提供することを目指してフロンティア事業を展開してきた。
住友ファーマは、FrontAct 社の更なる拡大と成長を実現させるため、デジタルヘルスケア事業のノウハウを有するサワイグループホールディングスをベストオーナーとして競争力を強化させていくことが最善であると考え今回の株式譲渡を決定した。
なお、同件が住友ファーマの 2025 年3月期の連結業績に与える影響は軽微である。株式譲渡は、今後、必要な手続きを経て、本年6月末に手続きが完了する予定である。