
明治は、幼児の貧血実態把握と鉄摂取啓発を目的として、2022年11月より日本全国で「鉄チェック活動」を実施し、2024年3月に初めて、目標測定人数の1万人を達成した。
「鉄チェック活動」で測定した1万2714名の推定血中ヘモグロビン濃度を用いた堤ちはる特任教授(相模女子大学)と明治ホールディングスの共同研究では、貧血の基準値を下回った幼児の割合が4.1%に達していることが判明した。 この割合は、諸外国の幼児の貧血割合 (アメリカ: 3.2%、オーストラリア: 2.0%)の約1.3~2倍に相当し、鉄の摂取量が特に不足していることが示唆された。
「明治ステップ」ブランドでは、これまで、粉・キューブ・液体タイプのミルクの販売、幼児期の鉄摂取の重要性を伝える「鉄チェック活動」などを通じて、顧客の生活に合わせた幼児の栄養サポートを行ってきた。

今回の研究から日本における幼児の鉄不足の実態が判明したため、鉄不足の解消に貢献し、より多くの顧客にフォローアップミルクを使って貰えるように「明治ステップ らくらくミルク」(120ml)を、3月31日より全国で発売する。
明治は、今後も、幼児期の鉄摂取の重要性について啓発する取り組みを実施するとともに、幼児の鉄不足の解消に貢献していく。