ウィルス・インテグレーションフリー臍帯血由来GMP iPS細胞の提供開始 アイ・ピース

 アイ・ピースは2月27日、ウィルス・インテグレーションフリーで作製された臍帯血由来のクローナルGMP iPS細胞ラインを樹立し、提供を開始したと発表した。
 この細胞ラインは特許の権利関係も整理され、ワンストップライセンスクリアランスが可能である。従って当該iPS細胞ラインを用いることで、移植再生医療用途、創薬用途のいずれにおいてもスムーズな開発が可能となる。
 これによりアイ・ピースの提供するGMP iPS細胞ラインナップはさらに充実したものとなった。臍帯血由来iPS細胞ライン、血液型O型女性由来iPS細胞ライン、HLAホモiPS細胞ライン、成人末梢血由来Non-T細胞由来iPS細胞ラインの4種類のラインアップにより、これまで以上に幅広い細胞医療開発ニーズに応えることができる。
 アイ・ピースは、今後さらに多くの企業にiPS細胞ならびに様々な細胞に関連する製造受託(CDMO)サービスを提供し、iPS細胞由来の医療がより身近なものとなるよう、さらな貢献を重ねていく。

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