ラクオリア創薬は13日、来年1月1日付で代表取締役に取締役執行役員の須藤正樹氏が就任する人事を発表した。
代表取締役の交代は、2023年12月期に続いて2024年12期も通期業績予想の下方修正や、2025年12月期及び2026年12月期の事業計画の下方修正を余儀なくされたことや株価低迷を受け、武内博文代表取締役から辞任の申し出があったため。
辞任の申し出を受け、同社指名・報酬委員会で審議を行い、「同社グループの事業活動の最適化と成長戦略の再構築による株主価値の向上が重要課題」であるとの認識のもと、新代表取締役に研究開発から経営管理までの幅広い知識と経験を持つ須藤正樹が適任であるとの提案がなされ、同日開催の同社取締役会で決議された。
なお、現代表取締役の武内博文氏は、2025年3月の同社定時株主総会終了時まで、取締役として新代表取締役を全面的にサポートしていく。
須藤氏は、1971年7月 29 日生れ。1996年帝人入社、1999年ファイザー製薬入社後、2008年7月にラクオリア創薬社に入社。同社創薬研究部門化学研究部長、事業戦略部長などを歴任後、2023年4月執行役員(経営管理担当)に就任し現在に至る。