来年1月1日付けで新社長に五十嵐啓朗COOが就任　ファイザー

　ファイザーは18日、2025年1月1日付で現チーフ・オペレーティング・オフィサー（COO）の五十嵐啓朗が代表取締役社長に就任する人事を発表した。現代表取締役社長の原田明久氏は、同日付で取締役会長に就任する。
　五十嵐氏は、大学卒業後、ボストン コンサルティング グループにて経営コンサルタントとして勤務後、2012年にバイエル薬品に入社。執行役員として様々な疾患領域の事業部長を歴任した。
　2017年からはバイエル米国に出向し、ヴァイス・プレジデントとしてがん領域等の事業を手掛けた。その後、2019年にプライベード エクイティ ファームのKKR & Coに入社、2020年から2022年までKKRキャップストーンジャパンの代表取締役社長を務めた。
　2024年8月にチーフ・オペレーティング・オフィサー（COO）としてファイザーへ入社する前は、MSDで副社長 執行役員 オンコロジー部門統括を務めていた。
　五十嵐氏は、東京大学法学部で学士号を取得、また、スタンフォード大学経営大学院で経営学修士（MBA）を取得している。