オプジーボとヤーボイの併用療法 切除不能な肝細胞がんの適応追加承認申請 小野薬品

 小野薬品は9日、オプジーボとヤーボイの併用療法について、切除不能な肝細胞癌に対する適応追加承認申請を行ったと発表した。
 同申請は、全身療法による治療歴のない切除不能な肝細胞がん患者を対象に、オプジーボとヤーボイの併用療法を治験担当医師が選択したレンバチニブまたはソラフェニブの単剤療法と比較評価した国際共同P3試験(CheckMate-9DW試験、CA209-9DW:ONO-4538-92)の中間解析の結果に基づくもの。
 同解析において、オプジーボとヤーボイの併用療法は、レンバチニブまたはソラフェニブの単剤療法と比較して、主要評価項目である全生存期間(OS)で統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示し、主要評価項目を達成した。
 同試験におけるオプジーボとヤーボイの併用療法の安全性プロファイルは、同併用療法でこれまでに報告されているものと一貫しており、新たな安全性シグナルは認められなかった。

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