第70回 日本不整脈心電学会学術大会に協賛 オムロンヘルスケア

 オムロンヘルスケアは、年7月18日~20日の3日間、石川県金沢市で開催される第70回 日本不整脈心電学会学術大会に協賛する。
 日本不整脈心電学会は、日本の医療発展と国民の健康増進を目的に、不整脈の発生メカニズムや診断法、治療法研究の助成などに取り組んでいる。近年は、「心房細動」の早期発見および予防の重要性に関する啓発活動に注力している。
 「心房細動」は、重症になりやすい脳梗塞 のひとつ、「心原性脳塞栓症」の原因ともいわれる危険な不整脈である。今回、オムロンヘルスケアは山根禎一氏(東京慈恵会医科大学循環器内科 教授)を座長に迎え、濵義之氏(幕張不整脈クリニック 院長)が「患者満足度9.8達成への取り組み」をテーマにランチョンセミナーを実施する。
 幕張不整脈クリニックでは年間600件を超えるカテーテルアブレーション術を実施しており、入院患者の平均満足度9.8(10点満点)を実現している。同講演では、携帯型心電計を活用した術後患者の自己管理について、患者に寄り添った医療を実現するための取り組みを紹介する。
 また、オムロンヘルスケアの展示ブースでは、血圧測定と同時に心電図を記録できる心電計付き上腕式血圧計、2種類のモードで心電図を記録できる携帯型心電計、胸にあてるだけで心電図を記録できる携帯型心電計などを紹介する。

HCR-7800T本体

 同社は、循環器事業のビジョンとして「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」を掲げ、心房細動の早期発見に取り組んでいる。心房細動は、心不全や脳梗塞といった心疾患の発症(イベント)を引き起こすリスクがある。重症化を防ぐには早期発見が重要であるが、患者の約4割が無症状といわれており、症状が発作的に起こることで見過ごされやすいことが課題である。
 オムロンヘルスケアは、いち早く心房細動の可能性に気づけるように、誰もが家庭で簡便に血圧測定や心電図を記録できるデバイスやサービスを展開している。
◆第70回 日本不整脈心電学会学術大会の概要

・会長 夛田浩氏(福井大学医学部循環器内科学)
草野研吾氏(国立循環器病研究センター心臓血管内科)

・会期 2024年7月18日(木)~20日(土)、27日(土)
※27日(土)は、ICD・CRT合同研修セミナー(オンライン)のみの開催

・会場 石川県立音楽堂(石川県金沢市昭和町20-1)、金沢市アートホール(石川県金沢市本町2-15-1)、ANAクラウンプラザホテル金沢(石川県金沢市昭和町16-3)、ホテル日航金沢(石川県金沢市本町2-15-1)、ホテル金沢(石川県金沢市堀川新町1-1)

・公式ホームページ https://jhrs2024.ace-enterprise.biz/index.html

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