見上愛起用の子宮頸がん疾患啓発の新キャンペーン 17日よりテレビ・オンラインで放映開始 MSD

見上愛

 MSDは、17日より子宮頸がん疾患啓発の新キャンペーン『いつかじゃなく、「今」だ。』を開始している。同キャンペーンは、10代~20代の女性に向けて、本人も20代前半であり、同世代からの支持も厚い、俳優の見上愛を起用し、TVCMやオンラインをはじめとする各種媒体を通じて展開していく。また、同キャンペーンTVCMのナレーションは、声優の日髙のり子が担当している。
 子宮頸がんは、子宮の入り口である子宮頸部にできるがんで、日本では毎年約1万人が新たに子宮頸がんと診断され、年間約3000人が亡くなっている。
 また、子宮頸がんは、20代~30代の若い世代でもかかる疾患である。
 子宮頸がんの原因のほとんどがヒトパピローマウイルス(HPV)の感染だ。HPVは男女ともに感染する可能性があり、主に性交渉を介して感染することが知られている。海外では性交渉の経験がある女性なら84.6%の人が一度は感染するともいわれている。
 こうした理由で、10代からの「HPVワクチン接種」でHPVの感染を予防することと、20歳からの「定期的な子宮頸がん検診」で早期発見につなげることが非常に重要である。
 勉強やクラブ活動、仕事などで日々忙しく過ごしている10代~20代の若い女性のなかには、「がん」は遠い存在で、子宮頸がん予防をつい後回しにしている人も多いと考えられる。MSDは、そのような若い世代に向けて、子宮頸がんを自分のこととして考え、「HPVワクチン接種」と「定期的な子宮頸がん検診」で子宮頸がんを予防できることを知り、『いつかじゃなく、「今」』こそ、自身の体を守って欲しいという想いのもと同キャンペーンを展開している。
 また、同社では、より多くの人、子宮頸がんとその予防方法について、正しく理解して貰うことが大切だと考えており、子宮頸がん予防に関するWEBサイト「もっと知りたい 子宮頸がん予防」(https://www.shikyukeigan-yobo.jp/)でも、最新の疾患・予防情報を提供している。
 子宮頸がんは、就労や結婚、出産、子育てなど、女性にとって大きなライフイベントを迎える時期にかかることもあり、女性の人生に大きな影響を与える可能性がある。MSDは今後も、子宮頸がんで苦しむ患者さんを一人でも減らせるよう、情報提供活動に努めていく。

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