メディパルホールディングスは21日、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する取り組みが評価され、世界最大規模の年金運用機関であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)がESG投資のために採用している「MSCI日本株ESGセレクト・リーダーズ指数」の構成銘柄に初めて選定されたと発表した。
加えて、MSCI ESG格付けA評価を獲得したことも併せて公表した。
同指数は、米国のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)社が作成・提供する ESG 投資インデックスだ。「MSCI日本株 IMI指数」を親指数とし、各業種内においてESG格付けの高い日本企業の銘柄が選定され、最上位「AAA」から「CCC」まで7段階で格付けしたESG投資の世界的な評価指標である。
同社では現在、流通を担う企業として、地球環境に配慮した事業活動を通じて「温室効果ガス排出量の削減」や、創造性豊かな企業文化醸成のための「ダイバーシティ&インクルージョンの浸透」等の取組みを推進。今後も、「医療と健康、美」の流通を支えるという事業活動そのものが持続可能な社会の実現に貢献すると捉え、さまざまなサステナビリティ推進活動に取り組んでいく。