新規ユニバーサルインフルエンザワクチン候補製剤のP1試験開始 住友ファーマ

 住友ファーマは14日、医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN、大阪府茨木市)プレシジョン免疫プロジェクトと開発に取り組んでいるユニバーサルインフルエンザワクチン候補製剤「fH1/DSP-0546LP」について、P1試験を欧州で開始すると発表した。
 同剤は、幅広いインフルエンザウイルスに対する効果が期待される膜融合型ヘマグルチニン抗原(fH1)と、免疫応答の量、質および持続性を高める TLR7 アジュバント(DSP-0546LP)を組み合わせた次世代型ワクチンである。
 従来のインフルエンザワクチンは、ウイルスの抗原変異により効力を失うため、毎年流行株に合ったワクチン株の選定・製造・接種が必要であり、新型インフルエンザに迅速に対応することは困難である。
 同剤は、種類の異なるインフルエンザウイルスへの幅広い防御効果が非臨床研究で確認されている。
 住友ファーマおよび NIBIOHNは、共同研究の成果である同剤について、季節性インフルエンザウイルスだけではなく、パンデミックに発展する可能性のある新型インフルエンザウイルスにも効果を示す画期的な次世代ワクチンとしての実用化を目指している。

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