会話型認知症診断支援AIプログラムの社会実装でFRONTEO・スズケンと協業 塩野義製薬

 塩野義製薬は13日、FRONTEO、スズケンと会話型認知症診断支援AIプログラムの社会実装を目的に3社で協業すると発表した。
 2022年2月の「スズケンとFRONTEOの会話型 認知症診断支援AIプログラム事業について提携及び、2024年2月のFRONTEOと塩野義製薬による認知症・うつ病の診断支援AIプログラム事業に関する戦略的業務提携契約を受けて3社間で協議を展開。その結果、これまでの2社間契約に加え、3社の強みを活かした協業スキームに関して合意した。これにより、同プログラム(医療機器)の社会実装へ向けて、より最適な医療機器の開発から卸流通体制を構築していく。
今回の協業により、FRONTEO及び塩野義製薬は、同プログラムの製造、薬事承認の取得及び維持、保険収載、マーケティング、プロモーションを含む事業構築を行い、スズケンは同プログラムの市場出荷後の顧客への流通を担う。
 AIモデルを含めたプログラム運用を行うFRONTEOと塩野義製薬が主体となって開発を行い、強固な全国の医療機関等とのネットワークを保有するスズケンが日本国内において独占的に卸流通を行うことで、より早期の市場浸透を図る。

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